錬鉄鍛造 肥後小刀乱刃
錬鉄に白紙を鍛接した、珍しい肥後守タイプの小刀が入荷しました。

兵庫県三木市の播州鑿(のみ)鍛冶、富田修さんが錬鉄(約130年以上前に製造された鉄)を母材に、
白紙を割込鍛接して鍛えた、肥後守タイプの小刀です。
錬鉄の独特の風合い、鋼と地金の合わせ目の波模様、ごついハンドル部分、どこを見ても今までの「肥後守」とは一味も二味も違った趣があります。
サイズが、大・中の2種類入荷しています。
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錬鉄に白紙を鍛接した、珍しい肥後守タイプの小刀が入荷しました。

兵庫県三木市の播州鑿(のみ)鍛冶、富田修さんが錬鉄(約130年以上前に製造された鉄)を母材に、
白紙を割込鍛接して鍛えた、肥後守タイプの小刀です。
錬鉄の独特の風合い、鋼と地金の合わせ目の波模様、ごついハンドル部分、どこを見ても今までの「肥後守」とは一味も二味も違った趣があります。
サイズが、大・中の2種類入荷しています。
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日野浦司さんの、『雲流野鍛冶鉈4.5寸』が、新たに入荷しました。

前回の物と少し模様が違いますが、こちらも魅力的な鉈に仕上がっています。
種類の違う鉄を、くっつけて、赤めては折り返し鍛造して作る鍛地。
その鍛地をさらに赤め、ねじりを加えて作っています。
こうして作られた母材に、白紙を割込み、鍛造しています。
そして丹念に鍛えたあと、丁寧に手研ぎ仕上げします。
この鉈は、片刃で裏は研ぎやすいように、少しすいてあります。
刃長135mmと、手頃なサイズで、使いやすい鉈です。
柄は、前回の「黒柿」ではなく、ローズウッドを使用しています。
(その分、少しだけお安くなっています)
全長:315mm、刃渡り:140mm、刃幅:40→52mm、刃厚:5mm、重さ360g 、鍛地(雲流)に白紙鍛接
司作『雲流鍛地野鍛冶鉈4.5寸』:価格72,000円(税込75,600円)
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兵庫県 S様 佐治武士作『ハチの子』 お買い上げ
佐治さんの、未発表新作『ハチの子』を、いち早くお買い上げ頂き、うれしいメールを頂きました。
佐治武士作、「ハチの子」予定通り29日に到着しております。
早速ハンドル等に手を入れ、次日山登りに持参しました。
予想通りの切れ味と破壊力でした。
11月に入り、15日からは狩猟で山に入ります。
今年は丹念に砥ぎを入れたこのナイフを相棒にする事が多いと思います。
店主より:お買い上げありがとうございました。
実は、S様からは、ご購入頂く前に、在庫確認のお電話を頂き、いろいろお話しさせて頂きました。
関の刃物まつりに、行かれていたそうで、その会場でやはり「ハチの子」の小さいタイプを買われたそうで、
その切れ味を、すごく気に入って頂け、当店へもう少し長いものが欲しいけどあるか?ということで、
お問い合わせ頂きました。
気に入って頂け、本当にうれしく思います。
佐治さんが鍛えた「青紙スーパー」のナイフ、本当によく切れます。
以前も、一文字の青紙スーパーを買って頂いた方からも「驚きました」とのメールを頂いたことがございます。
この世界で何十年も第一線で活躍、来る日も来る日も鍛冶場に立っている伝統工芸士の腕は確かですね。
今日届いた「ナイフマガジン」2010年12月号で、新潟の日野浦司さんが特集されていました。

先月関でお会いしたときに、「今度載るよ」、とはお聞きしてましたが、
自分が惚れ込んだ鍛冶屋さんが取り上げられるのは、やっぱりうれしいですね(^_^)
送って頂いた「流水飛紋」剣鉈や副鉈(そえなた)も掲載されてました。

ここに掲載されてる物が、うちにあると思うと、なんだか不思議な感じです(笑)
動画を撮りましたので、貼っておきます。
越後鍛冶3代目、日野浦司さんの新入荷品、やっとアップ出来ました!
http://www.ehamono.com/washiki/tukasa/1010tukasa.html

画像は、『司作 槌目剣鉈8寸 厚口』です。
久々に入荷した、大型剣鉈、こちらは厚口で重みもありかなりの業物!と言う感じです。
錬鉄剣鉈7寸の雲流タイプも入荷しています。

こちらは、古鉄を赤めさらにねじりを加えた後、白紙を割り込んでいます。
日野浦さんご自身、これは難しいよ、とおっしゃられてました(^_^)
数々の素晴らしい作品を眺めながら、以前、工房を訪問したときに、
「なぜ手造りにこだわるか?」
と言うお話をお伺いしたことがあります。
「機械で造るのではなく、手造りの品には、作り手の人間が現れる」
と言う風なことを、おっしゃられてたのを思い出しました。
ほんと、どれもすごいです。
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雲流錬鉄剣鉈7寸の動画を貼っておきます。
ブログに書こうと思いながら、時間が取れずそのままになっているのですが、先日の連休に、関市で開催された刃物まつりに行ってきました。
そこで、日野浦司さんや、佐治武士さん、浅井正美(丸勝)さんなど、いつもお世話になっている鍛冶屋さん方にもお会いしてきました。
で、日野浦さんの「司作」シリーズ、いろいろ送って頂くようにお願いしていたのですが、その第一弾十数点が今日届きました。
で、今日は写真撮りをして、今編集してページ作りしてます。
一部ちょっとご紹介しますね。

何と言っても今回は、久しぶりに剣鉈が数丁入ってきています。

「司作 鎚目剣鉈9寸」です。
このサイズの剣鉈は、ほんと久しぶり、なんか幻的です(笑)
「司作 鎚目剣鉈」は8寸の厚手タイプも入っています。
そして、これ「鍛地剣鉈6寸」と「雲流錬鉄剣鉈6寸」

鍛地(きたえじ)は、種類の違う鉄を合わせて何度も折り返し鍛造しています。
錬鉄は、明治から戦前の古鉄を使った物、これはさらにねじりを加えて独特の模様を出しています。
私が、一番目を惹かれたのは、この「雲流 野鍛冶鉈4.5寸」

どうです?小ぶりの鉈ですが、なんかすごくないですか。
鍛地を赤めさらにひねりを加えてなんとも美しい模様が出ています。
他にも、人気の「鎚目副鉈(そえなた)」なども入荷しています。

まだまだ入荷していますので、近日中にサイトにアップしますね。
(只今、必死で、写真の整理とページ作りしてます(笑))
興味のある方は、ページが出来上がり次第お知らせ致しますので下記サイトより
「司作品入荷お知らせメール」へご登録下さい。
http://www.ehamono.com/washiki/tukasa/ask/index.html
ただ、現在100名様以上ご登録がございます。
お知らせして、サイトにアクセスして頂いても売り切れの場合がございますので、恐れ入りますがご了承下さいませ。
待望!西田さんの新作が入荷しました!

ブレードは、軟鉄をタガネで割り込んで「白紙1号」を鍛接、美しい鏡面仕上げのナイフです(細かい傷はあります)。
刃長180で、峰の部分に波のような山を作って、面白い形になっています。
適度な重みがあり、アウトドアから狩猟用まで幅広くお使い頂けます。
ハンドルは、カリンのコブをブラックマイカルタで挟み込み、メインにクラウンスタッグを合わせてあります。
何度もコーティングしてあり、大変手が込んだ、高級感のある仕上がりになっています。
付属の革ケースも、西田さんご自身による、手縫いのハンドメイドで、ヒルトを覆うタイプのシースですので、
ヒルトやハンドル上部を傷などから守ります。
※1点物ですので、売り切れの際はご容赦下さいませ。
価格:54,600円(税込) ![]()
越前鍛冶5代目、浅井正美(鍛冶銘越前丸勝)さんが、ナイフショー用に丹念に鍛え仕上げたカスタムナイフが入荷しました!

以前、6ヶ月待ちの作品がやっと3丁入荷したのですが、すぐに売り切れてしまい、再度作って頂きました。
今回は、かりんが1丁と、スタッグホーンが5丁入荷です。
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西田刃物工房の本鍛造ナイフ、入荷分が全て出てしまったのですが、新に入荷しました。
【大祐作】 白紙1号本割込 狩猟刀220です。

ブレードは、軟鉄をタガネで割り込んで「白紙1号」を鍛接、美しい鏡面仕上げのナイフです(細かい傷はあります)。
刃長220で、適度な重みがあり、アウトドアから狩猟用まで幅広くお使い頂けます。
ハンドルは、高級木材のスネークウッドをブラックマイカルタで挟み込み、メインにクラウンスタッグを合わせてあります。
また、継目には銅板を挟み込んであり、大変手が込んだ、高級感のある仕上がりになっています。
ヒルトには、銅を使用、また違った味のあるヒルトに仕上がってます。
付属の革ケースも、西田さんご自身による、手縫いのハンドメイドで、ヒルトを覆うタイプのシースですので、
ヒルトやハンドル上部を傷などから守ります。
全長370mm、刃長220mm、刃幅36mm、刃厚6mm、約465g、軟鉄に白紙1号本割込、
ハンドル:ブラックマイカルタ+スネークウッド+クラウンスタッグ、ヒルト:銅
価格:63,000円 ![]()
新潟県三条市の、越後鍛冶「日野浦刃物工房」を訪問。
味方屋三代目、日野浦司さんに刃物造りについてお話を聞いた時の様子です。