タケフナイフビレッジ
福井県越前市の「タケフナイフビレッジ」です。

700年の伝統を誇る、刃物の産地としてその伝統を未来に伝えていこうと、
伝統工芸士の佐治武士さんや、故浅井正美さんを初めとする10人の鍛冶職人
たちによって作られました。

建物の中は誰でも見学することが出来ます。
また、包丁などの即売コーナーなどもあります。

プロダクトデザイナー川崎和男さんがデザインした包丁は、当店でも人気ですが、
海外のシェフの間でもとても評判がいいそうです。
では工房内を・・・

建物の中、2階に見学出来る通路があります。

何度も行ったことがあるのですが、この日は、「佐治打刃物工房」社長の
野村和生さんが、ナイフを作られていました。

炉で鋼を熱する野村さん。
許可を得て、下へおりて間近で見学させて頂きました。
(※通常は上の見学路からとなります。)

この日は総鋼のナイフを作られていました。
真っ赤になった鋼を叩き伸ばしていきます。

何度も赤めては叩いて鍛え形を作っていきます。

こうしてナイフの形を作っていった後、荒研ぎや焼入れ、仕上げと、
何工程もの手作業を経てやっと1本のナイフや包丁が出来上がります。

普段はとても温和で気さくな方ですが、お仕事の際はとても鋭い表情をされてます。
(当然ですが・・・)

施設内には、鍛造だけで無く研ぎや焼入れなどの設備が整っています。
また、年に数回、手作り鍛造ナイフ教室が開かれ、1泊2日で本格的なナイフを
作る事が出来ます。
アルタスプロ牛刀でのトマトテスト動画です。

人気のタケフナイフビレッジの包丁は
https://www.ehamono.com/houtyou/takefu/index.html