土居良明作「飛龍・雲龍剣鉈8寸」が、入荷致しました。

土佐鍛冶土居良明さんが丹念に鍛えた人気の剣鉈に、龍の彫金を施した特別バージョンが復活しました!
「飛龍剣鉈」には、玉をつかもうと天翔る龍の全身が、
「雲龍剣鉈」には、玉をつかみ雲間から天に昇ろうとする龍が、彫り込まれています。
刀身は、青2鋼を丹念に鍛えて造っていますので、切れ味も抜群です。
※限定品に付き、売り切れの際はご容赦下さいませ。
●土居良明作 飛龍剣鉈8寸(240)

●土居良明作 雲龍剣鉈8寸(240)


- 投稿日:
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12.06.2013
- カテゴリー:
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土居良明作
兵庫県小野市で、古式鍛造の日本剃刀を作る、鍛冶職人
水池長弥(おさみ) さんの工房を再訪問してきました。
今回は、バッチリ日本剃刀を火造り鍛造する様子が取材できました。

派手に火花が散っている瞬間の撮影に成功(^^)v
詳しくは、サイトの方に掲載したいと思いますが、簡単にご紹介致します。

鍛冶職人、水池長弥(おさみ)さん。
昭和20年(1945年)生まれの68歳です。(お若く見えますよね)
代々続く鋏(はさみ)鍛冶の四代目で、この道50年以上のベテラン。
数年前、ある問屋さんの依頼を受け日本剃刀造りに挑戦。
約3年前から本格的に製作しています。
氏の造る日本剃刀は、美しく高品質で、そのとても丁寧な造りが認められ、
今では海外から一度に百数十本の注文が入る程の人気になっています。
お話を伺っていますと、その誠実さとおだやかなご様子が、職人というより
戦後日本の物づくりを支えてきた、熟練の技術者、と言う印象を受けました。
前置きが長くなりましたが、では、その火造り鍛造の様子を、ハイライトで。

まず母材となる軟鉄を、炉で熱して叩いて形作っていきます。

2丁分を叩き伸ばします、この作業のみベルトハンマーを使います。

こうして剃刀の母材が出来ます。

これを再度炉で熱して、叩いて形を成形

鍛接材を付け、鋼を載せます。
(なんと素手・・・)

鋼と一緒に炉で熱して、ハンマーで叩き、鋼を母材に付けます。

何度か炉で熱しながら、ひたすらハンマーで叩いて鍛え、形作ります。



日本剃刀ならではの鍛造風景。
アールの付いた金床に載せて叩き、裏スキを造っていきます。
こうして何度か、熱しては叩き、を繰り返し、ようやく火造り終了です。

この後、まだまだ、荒研磨から焼き入れ、刃付けや、ミガキ工程など
何度も手間暇をかけて、やっと一つの製品が出来上がります。

こちらは、主な製造工程です。
なんの変哲も無い鉄が、職人の技によりみるみる一つの道具に変わっていく
姿を見てるのは本当に楽しいですね。

動画も撮ってきてますので、編集出来次第アップ致しますね。
日本剃刀はこちらです>> https://www.ehamono.com/zakka/kamisori.html
- 投稿日:
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12.04.2013
- カテゴリー:
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鍛冶屋さん訪問

人気の三木市池内刃物製マキリ、V金10号特別鍛造バージョンです。
震災後、東北の漁師さんからのご依頼で作り出した「青紙特別鍛造マキリ」
切れ味も良く、ありがたいことに本当にご好評を頂いているのですが、唯一の難点が錆びることです。
そこで、池内刃物さんにお願いしまして、さらに多くのご要望を頂きました「錆びにくくて良く切れるマキリ」を、
特別に作って貰いました。

刀身に錆びにく良く切れる「V金10号」を使用、1丁ずつ鍛冶職人が丹念に鍛造して作っていますので、
すごくよく切れ、使いやすい小刀に仕上がりました。
片刃で、アウトドアや浜辺での作業から、包丁として調理作業にと、万能ナイフとして、幅広くご使用頂けます。
鞘と柄には、美しいローズウッドを使用、長くご愛用頂ける逸品です。

- 投稿日:
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11.19.2013
- カテゴリー:
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池内小刀