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2006年01月22日

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ミリオンダラー・ベイビー

クリント・イーストウッド監督・主演の『ミリオンダラー・ベイビー』を見ました。
久々に当たり!でした。

名トレーナー、イーストウッドの元に押しかけ、弟子入り志願する貧しい女性ボクサーヒラリー・スワンク。
「女は指導しない」と最初は断るのだけれど、結局トレーナーを引き受け、イーストウッドの指導の元、めきめき強くなり、タイトルマッチに挑む。
ここまでは、ロッキー的なボクシング映画?かと思っていましたが、その後思わぬ展開になります。
これ以上、言ってしまうと面白くないので、まだ見ていない人はぜひご覧下さい。

人間が生きているって言うのは、どういう事か?
ただ、長生きだけすればいいのか?(長生きはそれだけですごいことですが)
いろんな事を考えさせられる映画でした。


主演女優賞のヒラリー・スワンクの演技が光っていましたが、クリント・イーストウッドの頑固なトレーナーもよかったし、助演男優賞のモーガン・フリーマンも、すごくいい味を出していました。
さすがですね。

一般的に見れば、マギー(ヒラリー・スワンク)は、不幸な人なのだろうけど、貧しくても決して後ろ向きになることなく夢を追い続け、燃えるような一時を過ごして来た、という点では幸せな人生だったのではないかと思えます。
私自身、父親が早くに亡くなったせいもあって、自分もそれほど長生きはしないのでは、と思いながら生きています。
そして、例え今死んだとしても、悔いがない、って言う風に生きていきたいと思っています。
なかなか難しいですが・・・
改めて、そんな事を思ってしましました。

投稿者 Sakurai : 2006年01月22日 21:39

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コメント

>人間が生きているって言うのは、どういう事か?

そう観ましたか?
僕はこの映画を「人と人の関わり合い」の映画と見ましたよ。

で、後味わる〜く感じてまいました。「許されざるもの」より後味悪かった
でも心に残る名画でした

投稿者 八代目 [TypeKey Profile Page] : 2006年01月23日 13:41

確かに見終わった後、さわやか、というわけにはいきませんね。
イーストウッド本人は「これはシンプルなラブストーリーだ」と言っているらしいのですが、私も人と人との関わり合いという風には思いました。
でも、それ以上になんて言うか、人生って何時どうなるかわからない部分がありますよね。
何があるかわからない、急に病気になったり、事故にあったり・・・
そんなときに、なってしまったことを嘆いてみてもしかたがないし、自分自身に尊厳を持って生きる、あるいは死ぬってどんなことかな、って考えてしまいました。

フランキーは、また新たに十字架を背負って、どこかで生きていくんだろうな・・
その覚悟で、ああいう行動を取ったんだろうな。
とか。

投稿者 Sakurai : 2006年01月23日 14:08

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